エンジニアとして独立!フリーランスと会社員の保険の違いについて徹底解説

IT業界におけるエンジニアは深刻な人材不足となっていて、独立しても継続的に仕事を得て稼ぎやすいため、若くして独立する道を選ぶ人が増えています。エンジニアとして独立してフリーランスになる場合、会社員の頃とは加入できる保険に違いがあることをご存知でしょうか。

会社員はみな、「健康保険」に加入しています。会社によってその運営元は違い、大企業であれば自社、中小企業なら協会けんぽ、公務員なら各種共済組合が運営している健康組合に加入することになっています。なお、保険料は会社と折半しているため、2分の1の額しか支払わずにすんでいます。ところが、エンジニアとして独立すると「国民健康保険」に加入しなければなりません。会社の健康保険を任意継続することも可能ですが、最長2年間と期間が定められているだけでなく、労使折半がなくなり2分の1から全額支払わなければならなくなるため、国民健康保険に切り替える人が多くなります。国民健康保険への切り替えは、お住まいの地域の市町村役場で手続きすることが可能です。

また、会社員は「厚生年金」に加入していますが、エンジニアとして独立すると「国民年金」に加入しなくてはなりません。厚生年金についても労使折半となっていて2分の1の額しか支払わずにすんでいますが、国民年金に変わると全額負担する必要があります。国民年金への切り替え手続きについてもお住まいの市町村役場で手続きできるので、国民健康保険と合わせて手続きするようにしましょう。